Novellは米国時間4月19日、e-Securityを7200万ドルで買収すると発表した。
e-Securityの創業者兼最高技術責任者(CTO)Reed Harrison氏によると、買収により、e-SecurityのSentinel 5ソフトウェアの所有権はNovellに移る。同ソフトウェアは、ハッキングや不正アクセスなどのネットワークイベントを処理するリアルタイムのセキュリティ監視機能やレポート機能を提供している。
Novellは既に顧客向けに、セキュリティシステムやID管理システム、ポリシーの遵守状況を監視するためのレポートシステムを提供している。同社の広報担当者によれば、今回の買収により、顧客に完全なセキュリティ/コンプライアンス基盤製品を提供できるようになると考えているという。
Novellの会長兼最高経営責任者(CEO)Jack Messman氏は、今回の発表に際し、記者会見を開き、「われわれは、コアビジネスとして、セキュリティとID管理に力を入れてきた。e-Securityの買収により、セキュリティとコンプライアンスの双方を一元的に提供するパイオニアになることができる。Novellは、WindowsやLinuxなどのOSで稼働する統合サービスを提供する唯一のベンダーだ」と述べた。さらに同氏は包括的な製品の提供に関して、ソフトウェア会社間での競争が激化していることにも言及した。
Messman氏とHarrison氏は、株式非公開企業であるe-Securityの財務データを発表しなかったものの、e-Securityが向こう1年間で2000万ドルの売り上げを計上するものと見込んでいることを明らかにした。Novellは、e-Securityの製品やサービスを自社サービスと統合しお、パッケージ化する計画だ。
Messman氏は、現段階ではSentinel 5をオープンソースソフトとしてリリースする計画はないと述べたものの、将来的にはこうした動きも全くあり得ないことではないと語った。
Messman氏は記者会見の間中、Red HatによるJBossの買収により、当社とOracleの距離は一層縮まるだろうと予測している」。Messman氏は、LinuxディストリビューターのRed Hatが今月初旬発表したJBossの買収計画に触れて述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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