Linux技術者認定機関である、特定非営利活動法人(NPO)LPI-Japanは、デルが「LPI-Japanシステム開発企業ビジネスパートナー制度」に参加したことを発表した。
「LPI-Japanシステム開発企業ビジネスパートナー制度」は、従来からLPI-Japanが行っていた「プラチナスポンサー制度」「LPI-Japanアカデミック認定校制度」の2つのパートナー制度に加えて、2007年2月に開始された3つ目のパートナー制度である。
この制度は、Linuxを扱っているシステム開発企業、SI企業、ソフトウェアベンダー企業を対象としたもので、LPI-Japanとの共同プロモーション、マーケティングサポートなどを通じて、OSS市場での認知度向上を図ることができるもの。すでにNTTデータなど6社が参加しており、2007年度内には約40社の参加を見込んでいるという。
この制度に参加するにあたり、デル、マーケティング&オペレーションズ本部アライアンス&ソリューションズ部部長の瀬戸弘和氏は、「デルは、エンタープライズLinuxビジネスの強化のためのスローガン『Linux on Dell: 新しいデファクトスタンダード』を掲げ、サービス/サポート、セキュリティ、ソリューションの3つの側面をベースに、『Linux = Dell』という認知の確立、顧客満足度の向上を目指しています。その一環として、LPI-Japanのビジネスパートナー制度に参加し、各コミュニティおよび企業との連携を図るため、本パートナーの一員として企業活動を行っていきます」と語っている。