マイアミ発--Microsoft会長のBill Gates氏は米国時間4月4日、「Government Leaders Forum」に出席して、「Windows」の次世代バージョン「Windows 7」(開発コード名)がこの1年以内にリリースできる可能性があることを示唆した。以前Microsoftが発表していた開発スケジュールより、はるかに進んでいるようだ。
Gates氏は、「Windows Vista」に関する質問に答える中で、米州開発銀行を前に、「この1年程度のうちに、新バージョンができあがる予定だ」と述べた。また、Windowsクライアントソフトウェアの次の完全リリース版Windows 7に言及して、「私は、それがさまざまな面でなし得ることについて非常に興奮している」と述べた。
Gates氏のスピーチの大部分は、中南米で競争がいかに激化する可能性があるかなど、その日の出席者をより意識した話題に向けられた。
Windows 7とその搭載予定の機能一覧については、Microsoftが2007年の夏に新しいソフトウェアの概要を一部明らかにしたときから、推測でさまざまなことが語られてきた。
Microsoftは当時、Windows 7の詳細についてほとんど説明しなかったが、個人および法人の両バージョン、そして32ビットと64ビットの両バージョンを出荷する、ということだけを明らかにした。同社はまた、Windowsを補完する形でサブスクリプションモデルを検討中であることも認めたが、具体的な内容やタイムフレームについては明かさなかった。
まだ24時間もたっていない新しい情報だが、Microsoftの関係者はCNET News.comに対し、Vistaの後継となるWindows 7は、2007年1月のVistaのリリースからおよそ3年後に出荷を開始する予定だと知らせてくれた。
Gates氏が、一般公開や正式リリースではなく、Windows 7の早期テストが1年以内に始まると言ったのかどうかは、正確にはわからない。開発者向けに早期テストを実施するのは考え得ることだ。Microsoftは、主として、Vistaでは開発に約5年かかったことの反省から、Windowsの新版では開発サイクルを短縮すると繰り返し述べてきた。
Microsoftは4月3日、「Windows XP」の販売期間延長の話を否定し、2008年6月以降は、一部の限られたPCにのみ同OSを搭載して販売すると述べていた。
ただし、「Windows XP Home」エディションについては、同社が「超低価格PC」(Ultra-Low-Cost PC:ULCPC)と呼ぶクラスのコンピュータに搭載して販売を続けるという。
Microsoftによると、Windowsの現行版であるVistaの売れ行きは好調だという。しかし、Vistaは度重なるリリースの遅れと、搭載機能の変更によって多少印象が悪くなった感がある。Microsoftは2008年3月下旬に、企業におけるVista採用を促進する取り組みを強化した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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