ハイテク業界のビッグネームのうち2社が、クラウドコンピューティングプロジェクトで提携するようだ。来週にも特別なイベントを開催し、そこでプロジェクトを明らかにするという。
Facebookは膨大な量の写真、友達のコネクション、(個々のユーザーの)近況といった情報を集めては「クラウド」に格納している。Dellはインフラとなるサーバの主要プロバイダであり、Dellの技術がこのクラウドを実現している。
では、2社が協業する分野は具体的にどこか?DellがFacebookにサーバを提供していることはわかっているが、これ以上に何を共同で計画しているのかは不明だ。イベントは米国時間8月26日に開催される予定だが、立派な文章で綴られた招待状を送る以外に2社が明らかにしていることは、「次世代のクラウドコンピューティング」が関連したものであるという点だけだ。
Dellが「cloud computing」の商標登録を試みたことが8月に入って明らかになったとき、にやっと笑った人が少なからずいたはずだ。米国特許商標局は今週、Dellが総称的な言葉ではない証拠を示すことが出来ない限り、商標としては認められないとして、Dellの出願を却下した。Dellが別の方法で証拠を提示できる可能性は少なそうだが、Dellが次世代コンピューティングに本腰を入れていることは間違いなさそうだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ