Microsoftは米国時間4月8日、長期化している特許侵害訴訟において、3億8800万ドルの支払いを命じられた。
この訴訟は、Unilocにより起こされ、同社特許技術をMicrosoftが自社製品のアクティベーションに利用したと訴えられていた。ロードアイランドの米連邦陪審は、「Windows XP」「Office XP」「Windows Server 2003」がUnilocの特許を侵害していると判断した。
Microsoftは、上訴することを明らかにしている。
Microsoftで広報を担当するJack Evans氏は、「陪審の評決に大変失望している」と電子メールで述べた。「われわれとしては、Microsoftによる侵害はなく、同特許が無効であり、この損害賠償金が法律上においても事実上においても根拠がないものと考えている。裁判所に評決を覆すことを求めていく予定である」(Evans氏)
Microsoftは当初、略式判決により勝訴となり、同社に有利な形で裁判を終わらせることができると思われた。しかし、Unilocが上告し、米連邦控訴裁判所が2008年、2件に事項について審理を必要とすると判断した。審理は3月23日に開始された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ