マイクロソフトは7月14日、「Windows Update」の後継サービスとなる新しいアップデートサービス「Microsoft Update」を一般ユーザー向けに提供開始した。
これまで同社の製品を更新する場合、Windowsは「Windows Update」、Officeは「Office Update」というように、製品単位で更新プログラムの提供サイトが分かれていた。しかし、今回提供を開始した「Microsoft Update」では、単一のウェブサイトでWindowsやOffice、SQL Serverなど複数のマイクロソフト製品について、更新プログラムを一括で利用できるようになった。
同社はMicrosoft Updateについて、今後は「Windows Genuine Advantage プログラム(正規Windows 推奨プログラム)」による認証を行った正規ユーザーのみに提供すると発表している。プログラムの詳細や開始時期については現在未定だ。
Windows UpdateやOffice UpdateからMicrosoft Updateへの切り替えは自動的には行われず、ユーザーが選択することで利用可能となる。