レッドハットは2月14日、「Red Hat Enterprise Linux」技術認定資格プログラムにおける新たな最上位認定資格「Red Hat Certified Architect(RHCA)」と対応トレーニングコースの提供を3月に開始すると発表した。
RHCAは、高度なシステム運用および管理技術の習得を望む技術者向けの技術認定資格プログラムだ。これまで最上位としていた「Red Hat Certified Engineer(RHCE)」のレベルを上回る運用、管理、障害解析、セキュリティ対策技術を扱う。また、レッドハットのソフト「Global File System」「Cluster Suite」「Directory Server」「Red Hat Network Proxy/Satellite」と密接に連携していることも特徴という。
RHCAを取得するには、「エンタープライズセキュリティネットワークサービス」「エンタープライズシステムの導入・運用」「エンタープライズディレクトリサービスおよび認証」「エンタープライズストレージ管理」「エンタープライズシステムの監視とパフォーマンスチューニング」という5つのサブ試験すべてに合格する必要がある。
サブ試験の税込み価格はそれぞれ9万4500円。対応トレーニングコース(いずれも4日間コース)の税込み価格は以下のとおり。
- エンタープライズセキュリティネットワークサービス:31万5000円
- エンタープライズシステムの導入・運用:42万円
- エンタープライズディレクトリサービスおよび認証:34万6500円
- エンタープライズストレージ管理:50万4000円
- エンタープライズシステムの監視とパフォーマンスチューニング:42万円