トレンドマイクロが運営する「Trend Micro Security Blog」で、福田康夫首相を騙ったメールに関するエントリが掲載された。メールにはトロイの木馬が圧縮されたファイル「mofa.zip」が添付されており、標的型攻撃ではないかとみられている。
エントリによると、解凍後のファイル名は「mofa.exe」だが、Wordファイルのアイコンが表示されるため、拡張子を表示しない設定にしている場合、不審なファイルであることに気づきにくくなっているという。トレンドマイクロではmofa.exeを、「TROJ_AGENT.AAXT」として検出するとしている。
mofa.exeを実行するとWordファイル「mofa.doc」が展開、福田首相の公式サイトの一部が表示されるという。しかし、フォント「SimSun」が使用されているため、Windows 2000環境のWord 2000では文字化けして表示される。SimSunは日本語環境での中国語や、中国語環境での日本語を表示させる場合に使用されるフォント。Windows XPでは日本語として表示されるという。
また、エントリではWordファイルのプロパティを閲覧した際の画像が掲載されている。トレンドマイクロでは、プロパティの「作成者」の欄に中国語の名前が記載されていることを確認したという。また、掲載されている画像からは、Wordファイルのタイトルが「くにづくりの基本理念」であり、作成日時が「2007/09/24 3:04」であることが伺える。
首相を騙ったメールと標的型攻撃については、毎日新聞社が25日に報道、セキュリティベンダの米Symantecも26日にブログで情報を公開していた。
関連情報
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福田首相を騙る標的型攻撃が発生:メール本文に「アジア外交」
米Symantecは、福田康夫氏の首相就任を利用した標的型攻撃を確認していると発表した。メールに圧縮ファイル「mofa.zip」が添付されており、解凍後のファイル「mofa.exe」を実行すると、トロイの木馬に感染する。 - トレンドマイクロ
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