日本のWebサイトを狙う継続的な攻撃を確認--ラックが報告

吉澤亨史

2008-03-13 17:16

 ラックが日本をターゲットとしたSQLインジェクションによるホームページ改ざん行為と、改ざんされたページへのアクセスによるマルウェア感染を引き起こす継続的な攻撃を確認したととして注意喚起を行っている。

 これは、同社のリモートセキュリティ監視センターであるJSOC(Japan Security Operation Center)で検知されたもので、3月11日の夜から継続して観測されているという。特にASP(Active Server Pages)によるウェブアプリケーションの脆弱性を悪用するものが非常に多くみられ、それ以外の環境も攻撃対象になる可能性があるものの、現時点では確認されていない。

 今回観測されている改ざん行為は、SQLインジェクションにより企業や組織等のサーバーのウェブページの一部に「www.2117966.net」へのリンクを埋め込むもの。このリンクは通常、ブラウザなどでは確認できないSCRIPTタグのSRC要素として埋め込まれる。これにより、ユーザーは気づかないうちにウイルスなどに感染する可能性があるという。

 今回の攻撃により感染するマルウェアは、オンラインゲームの情報を感染パソコンから盗み出すタイプと推定されている。ラックは一般の利用者に対し、パソコンのOSや、インストールされているアプリケーション(ワープロ、表計算、音楽再生、動画閲覧ソフトなど)を、常に最新の状態にし、脆弱性を解消しておくことを推奨している。また、普段からアクセスしているサイトにこのような悪意あるリンクが埋め込まれていたとしても問題のないよう、JavaScriptを既定で無効にできるプラグインなどを活用するよう勧めている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]