「Twitter」の時代がついにやってきた。
かつてはWeb 2.0世代のデジタルエリートの遊び場だったマイクロブログサービスのTwitterは、今やオンライン犯罪の標的になるほど主流になっている。
Kaspersky Labは、一般ユーザーのコンピュータに感染することを唯一の目的として作成された、偽のTwitterプロフィールを発見した。
Kaspersky Labのブログ「Viruslist.com」によると、「かわいいウサギ」を意味するポルトガル語の偽名で作成されたこのプロフィールは、ポルノビデオを思わせるリンクを掲載しているが、このリンク先の正体は、MP3ファイルを装ってマシンからデータを盗むトロイの木馬ソフトウェアだという。
「リンクをクリックすると、ビデオを視聴するのに必要であるとして、『新バージョンのAdobe Flash』と称するものの自動ダウンロードの進捗を示すウィンドウが現れる。ダウンロードが終わると、マシンにAdobe Flashという(偽の)ラベルが付いたファイルが保存される。この手口は、現在非常によく使われている」と、同ブログは述べている。
この攻撃は危険だ。というのも、これにはプログラミング技術が不要なうえ、Googleの検索エンジンで上位にランキングされれば容易に広がる可能性があるためだ。Googleは保護されていないTwitterプロフィールをインデックスするので、検索結果の上位に表示されることも実際に起こり得る。
Twitterが直面するセキュリティ上の問題はこれだけではない。研究者のAvi Raff氏は米国時間7月31日、Twitterのセキュリティ問題を専門に扱うサイト「Twitpwn」を立ち上げた。
Raff氏は初日の投稿の中で、攻撃者が他者に自分を自動追跡させることを可能にする脆弱性について書いた。8月4日の投稿によると、「Internet Explorer」に対しては依然として、同氏が発見したこの脆弱性が悪用される可能性があるという。
Kaspersky Labのセキュリティエバンジェリスト、Ryan Naraine氏は、CNET Newsの姉妹サイトであるZDNetの「Zero Day」ブログで、「スパム送信者やフィッシング詐欺犯は、この脆弱性を悪用して多数の『フォロワー』を獲得し、ソーシャルエンジニアリングによる攻撃を仕掛けるかもしれない」と書いた。
偽名で作成されたこのプロフィールは、ポルノビデオを思わせるリンクを掲載しているが、このリンク先の正体は、MP3ファイルを装ってマシンからデータを盗むトロイの木馬ソフトウェアだという。提供:Viruslist.com
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
関連情報
-
「Web 2.0」導入が進む中、後回しにされるセキュリティ [From CNET Japan]
「Web 2.0」時代を象徴するインタラクティブなウェブサイトには、「Ajax」と呼ばれる手法が多用されている。しかし、セキュリティが後回しにされているという指摘もある。 - 将来Twitterをつかったフィッシング「twishing」も?--専門家がセキュリティを懸念 [From CNET Japan]
- セキュリティ専門家、Web 2.0サイトの危険性を指摘--LinuxWorldにて
- サービス障害で真価問われるTwitter [From CNET Japan]
「セキュリティ」 の新着情報
-
MS、2月の月例パッチを公開--「Windows」「Office」の脆弱性26件に対処
UPDATEマイクロソフトは、月例の「Patch Tuesday」の一環として、13件のセキュリティ情報... - トレンドマイクロ、インストール不要のUSBメモリ型ウイルス検索ツールを発表
- オラクル、定例外パッチをリリース--WebLogic Serverの深刻な脆弱性を修正
- サイボウズ、Windows phone向け「サイボウズモバイルKUNAI」を発表--iPhoneやAndroidへも展開
- インテック、ID同期の新製品--AD管理のIDとPWを社内各システムに同期
- セキュリティ 一覧へ »
「セキュリティ」 のバックナンバー
-
トレンドマイクロ、インストール不要のUSBメモリ型ウイルス検索ツールを発表
トレンドマイクロは、製造機器などの専用端末向けUSBメモリ型ウイルス検索ツール「Trend Micro Portable Security」を発表した。 -
SBI証券に行政処分勧告--システム障害に十分な対応せず
-
オラクル、定例外パッチをリリース--WebLogic Serverの深刻な脆弱性を修正
-
インテック、ID同期の新製品--AD管理のIDとPWを社内各システムに同期
-
シマンテック、DLP最新版--プラットフォームをオープン化、他社製品とも連携
- セキュリティ 一覧へ »
企画特集

-
御社はまだフリーの転送サービスですか?
大容量ファイルの受け渡しに「ルール」と「安心」を -
通販サイトのアクセス集中からの危機を救う
4つのケーススタディからWebシステムを徹底解説 -
身近な業務をCRMが変革!
実は、埋もれた情報が鍵だった -
新しい視点のレンタルサーバが誕生!
スタートアップ企業、開発者に最適なそのポイントとは? -
仮想環境のバックアップは難しいのか
効率的なバックアップへの2ステップを解説 -
利用者の理想を追求した最新レンタルサーバ
サイト制作事業者がその評価結果を徹底レポート! -
事例 VMwareでデータセンターをクラウド化
富士通の開発環境を効率化したクラウドのノウハウ -
レガシーアプリケーションの稼働どうしてる?
互換性の問題、あなたはどう考える?意見募集中! -
経営統合後の事業損益構造の見える化を実現
SAS Performance Managementの導入事例紹介!! -
仮想化をダメにするストレージの実態
求められるストレージ正常化のキーワードとは? -
アンケートから見るセキュリティ対策の実態
8つの機能が中小企業の情報資産を守る -
アプリケーション仮想化 3つの課題
最新のCosminexus V8.5の知られざる実力 -
DBのパフォーマンスに困ってませんか?
既存のデータベース環境に追加するだけで性能が2倍に -
ビジネスを支えるWebシステム最前線
システムトラブルの6割が、ソフトウェアに原因あり
-
13. ソースチェック
この4分間のビデオでは、Intel Parallel Studioの一部であるIntel C++コ... -
14. OpenMP 3.0
この3分間のビデオでは、Intel Parallel Composerで利用可能なOpeMP 3.0...
新着企業動向
-
ウイングアーク、ユーザー会への「新規入会促進プログラム」を実施
ウイングアーク テクノロジーズ -
SANS SECURITY 560「Network Penetration Testing and Ethical Hacking」
NRIセキュアテクノロジーズ -
【EMCジャパン Tech Communityサイト】EMC Celerra Technical Primer:ビジネスの継続性とデ...
EMCジャパン -
WisePointシリーズ
ファルコンシステムコンサルティング - 企業動向一覧へ»
