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「Android」にセキュリティ上の脆弱性--ブラウザに問題

「Android」のブラウザにセキュリティ上の脆弱性が見つかり、研究者がグーグルに報告したという。悪用されればマルウェアを植えつけられるおそれがあるとされるが、実際の影響は限定的だと見られている。

文:David Meyer(ZDNet.co.uk)
翻訳校正:佐藤卓、小林理子  2008年10月28日 10時36分

 Googleが中心となって開発した「Android」にセキュリティ上の脆弱性が見つかったと、The New York Timesが米国時間10月24日付けで報じている。この脆弱性を悪用すると、マルウェアを仕掛けたウェブサイトユーザー誘導し、ユーザーキー操作をひそかに記録できるおそれがあるという。

 記事によれば、米国家安全保障局でコンピュータセキュリティ担当者を務めた経験のある研究者、Charles Miller氏が、先週この脆弱性Googleに報告したという。同記事はまた、Googleセキュリティ技術者、Rich Cannings氏の話として、Androidコンパートメント化されているため、この脆弱性影響限定的になるとの見通しを伝えている。

 「すべてのアプリケーション信頼できるわけではないため、われわれは1つ1つのアプリケーションサンドボックス化している」とCannings氏はThe New York Timesに対して説明している。

 Googleの広報担当者が、ZDNet UKの取材に対して現地時間27日に語ったところでは、Googleは「Android用のブラウザソフトウェアのパッチを作成」しており、「まもなくこのアップデートユーザーの『T-Mobile G1』に直接ダウンロードできるよう、T-Mobileと調整」しているという。HTC製のT-Mobile G1は、一般向けに発売された初のAndroid携帯だ。

 Googleの広報担当者はまた、同社としてはこの問題がユーザーG1体験に「悪影響」を及ぼすことはないと考えていると語った。G1は、英国では30日にT-Mobileから発売される予定だ。

 報道によれば、Miller氏はこの問題の技術的詳細をまだ明らかにしていないが、Miller氏の説明では、Androidで使われているブラウザ脆弱性があるため、悪意のあるウェブサイトを訪問すると、知らないうちにマルウェア携帯電話にインストールされる危険性があるという。このマルウェアユーザーキー操作記録できるため、個人情報やパスワードが盗まれてしまう。

 Androidは、OSからアプリケーションに至るまで完全に携帯電話向けのスタックで、Googleが主宰する業界コンソーシアムOpen Handset Allianceによって開発されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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http://japan.zdnet.com/news/sec/story/0,2000056194,20382667,00.htm
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