BIND 9にDNSキャッシュポイズニンングを実行される脆弱性

吉澤亨史

2009-12-03 15:15

 独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月2日、DNSセキュリティ拡張(DNS Security Extension:DNSSEC)を有効にしているBIND 9において、再帰的なクライアントクエリを処理する際に脆弱性が存在すると公表した。

 開発元のISCによると、DNSSECを有効にしているネームサーバで、DO(DNSSEC OK)ビットとCD(Checking Disabled)ビットの双方がセットされた特殊なDNS問い合わせパケットにより、当該のキャッシュDNSサーバ(named)にDNS反復検索をさせた場合、DNSに偽の応答を返させて別のIPアドレスに誘導するキャッシュポイズニング攻撃が可能になるという。

 この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にDNSキャッシュポイズニンングを実行される可能性がある。影響を受けるバージョンは、9.0.x、9.1.x、9.2.x、9.3.x、9.4.0から9.4.3-P3、9.5.0、9.5.1、9.5.2、9.6.0、9.6.1-P1。該当するバージョンを使用しているユーザーは、9.4.3-P4、9.5.2-P1、9.6.1-P2にバージョンアップするよう呼びかけている。

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