Adobe Systemsは米国時間8月19日、「Adobe Reader」と「Adobe Acrobat」向けの修正パッチを公開し、先月末のBlack Hatカンファレンスで明らかにされた深刻な脆弱性を修正する。
Adobeは5日にも、10月12日に予定されている四半期毎のサイクルから外れて、緊急パッチを今週公開することを明らかにしていた。
アドバイザリによると、このたびのセキュリティパッチは、Windows、Mac、UNIX向けReader 9.3.3、Windows、Mac、UNIX向けAcrobat 9.3.3、Windows、Mac向けReader 8.2.3、Windows、Mac向けAcrobat 8.2.3の脆弱性を修正するという。
Black HatカンファレンスのプレゼンテーションでIndependent Security EvaluatorsのプリンシパルアナリストCharlie Miller氏は、AdobeのPDFリーダーのフォント処理に関する脆弱性の詳細を説明していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。