Novellは、最新の「GroupWise」コラボレーションサーバとともに、「Suse Linux Enterprise Server」の無償版の提供を米国時間16日から開始した。
NovellのバイスプレジデントEd Andersonは、6月に新製品の詳細を発表した際、同社がGroupWise 7にSuse Linux Enterprise Serverをバンドルするのは、同コラボレーションサーバを採用するときの障害の1つを取り除くためだと述べた。マイグレーションに新たなサーバが必要になるので、企業はGroupWiseの購入になかなか踏み切れなかったと同氏は説明している。
同Linuxサーバオペレーティングシステム(OS)を同梱するという決定の背後には、既存のGroupWiseユーザーに「NetWare」からLinuxへの移行を促すねらいがあるとも考えられる。これは、Novellの戦略の中核を成すものだ。
GroupWise 7は、NetWareやWindows 2003を含む、さまざまなサーバOS上で動作する。また同製品では、電子メールとインスタントメッセージングが統合されていたり、Microsoftの「Outlook」サポートが強化されていたりと、多様な変更が施されているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ