ソフトバンクBB、日本テレコム、マイクロソフトの3社は12月27日、戦略的パートナーシップを締結することで、「メッセンジャー統合コミュニケーションサービス」(仮称)を開発したことを発表した。
このサービスは、VoIP、電子メール、インターネットアクセス、グループウェア、プレゼンス、インスタントメッセージング、デスクトップといったサービスとネットワークインフラを組み合わせ、セキュリティを確保したもの。3社は、今後法人市場に共同でソリューションを提供する。
新サービスは、マイクロソフトの「Microsoft Solution for Enhanced VoIP services」とソフトバンクBBのIPフォン運用ノウハウ、および日本テレコムのマネージドネットワークを組み合わせて実現されている。3社は、高品質、高セキュリティの音声サービスを最大限活用できるサービスとして提供したい考えだ。
このサービスを利用するユーザー企業は、Microsoft Solution for Enhanced VoIP Servicesと連動するBBフォンの音声プラットフォームと、日本テレコムの提供するマネージドネットワークサービスの導入で、ユーザーが独自に策定するセキュリティポリシーを変えることなく、インスタントメッセンジャーやVoIPサービスを利用して社内外とのリアルタイムコミュニケーションが可能になる。
この仕組みは、マイクロソフトのオフィス製品群およびサーバ製品と連携。今後、実証実験を経て、2006年春の商用化が予定されている。