ノルウェーに本拠を置くファストサーチ&トランスファは、同社の開発する企業向け検索プラットフォーム製品の最新版となる「FAST Enterprise Search Platform 5」(FAST ESP 5)を発表した。
FAST ESP 5は、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づき、主要なプラットフォーム、OS、開発言語をサポートする検索プラットフォーム製品。あらゆるタイプの構造化データ、非構造化データに対する検索インデックスの作成が可能で、リスク管理、監視、情報管理、eコマース、オンライン配信、モバイル検索といった、企業の検索システム構築にあたって必要な機能のほとんどが実装されているという。
また、検索領域をコントロールし、周囲の文脈を細かく分析した上で検索者の意図に沿った的確な検索結果を導き出す「Contextual Insight」や、ワークフローベースのインターフェースで、技術に詳しくないユーザーでも効率的に検索アプリケーションの設定やチューニングが行える「Search Business Center」といった新機能も搭載されている。