最新版の「Mac OS X」である「Leopard」発表から5週間後、Parallelsは11月30日、Leopardをサポートした自社仮想化ソフトウェアバージョンを発表した。
Appleの最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏がLeopardの詳細をデモしたのは、同社が2007年6月に開催した「Worldwide Developers Conference」でのことだ。
しかし、Mac向けの仮想化ソフトウェアベンダーのParallelsが、Leopard対応版を提供すると発表したのは10月のことだった。この当時、Parallelsの親会社SWsoftでコミュニケーション担当ディレクターを務めるBen Rudolph氏は、「Parallels Desktop for Mac」のLeopard対応にはいくつかの問題があると述べていた。これらの問題は、「解決する必要があるが、数週間以内に実行できる」とRudolph氏は語っていた。
Parallelsは30日、Parallels Desktop for Macのプレミアム版も発表している。これには、通常版にはない機能が3つ加わっている。
1つ目の機能は「Kaspersky Internet Security 7.0」で、ウイルス、スパイウェア、スパムなど、Mac上で動くWindows仮想マシンに悪影響を与えるマルウェアからシステムを保護する。2つ目のバックアップと3つ目のディスク管理ソフトウェアは、Acronis製のソフトウェアだ。プレミアム版の価格は59.99ポンドとなっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ