7日、JRubyが1.0のリリースにこぎ着けた。JVM上でRubyを使うことのできるJRubyは、Sun Microsystemsもその開発者をフルタイムで雇用するなど、非常に注目されている技術だ。
JRubyを使うと、Rubyスクリプトを使ってJVMで稼働するアプリケーションを記述することができる。JRuby上では、RubyとJavaが互いのクラスにアクセス可能。つまり、開発効率の高いRubyから、EJBなどJavaの膨大なエンタープライズ資産を使うことができる。
こうした「Scripting on JVM」技術は、スクリプト言語の簡易性とJavaの豊富なAPIを両立できるものとして高い注目を集めている。