無料の診断サービスで
事業継続の課題を見える化しよう
IBMでは、事業継続対策のレベルを見える化し、業界平均と比較して既存の課題を把握するため、無料の「事業継続簡易診断」サービスを提供している。約100項目の質問に回答するだけで、事業継続にかかわるさまざまなリスクを、「戦略とビジョン」「組織」「プロセス」「アプリケーションとデータ」「テクノロジー」「設備」という6つの視点で、総合的に検証することができる。
例えば、復旧のためのテクノロジーが万全であっても、それを運用する組織体制が整っていなければ適切に機能しない。事業継続計画というものは、これらの6要素が相互に関係して成立するものである。
まずは全体的な診断結果として、まずは実施している有効値と実現の目標をレーダーチャートでチェックし、現状の強みと弱みがどこにあるのかを把握しよう。
また事業継続計画とリスク管理は、企業の信頼性とビジネスの品質を高めて競争力を強化するものでもある。そこで、自社の対策状況とIBMがこれまで実施してきた診断結果とを比較することで、業界のトップ企業がどのようなレベルに達しているのか、他社の平均値がどうなっているのかをチェックし、優先的に強化すべきポイントを掴むことも重要だ。
このほかにも、ITが停止したときの影響範囲やアドバイス、IBMが提供できるソリューション群についても細かにアウトプットされるため、今後の検討に大いに役立つはずだ。まずはBCPとリスク管理を改善する第一歩として、積極的に活用していただきたい。
障害でビジネスやIT業務がダウン!その発生確率や損害額、有効な対策は? |
その事業継続プラン、IT視点だけで経営層が賛同しますか--その説得方法 |
システム障害でビジネスに悪影響!そのときブランド価値をどう守るか--6つの推奨 |