企業競争力を強化する事業継続計画とリスク管理 戦略と実践のポイント - (page 2)

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2014-07-17 12:45

[PR]今やITは、私たちのビジネスにとってかけがえのないドライバとなっている。適切にITを提供できなくなる自体が、どれほどビジネスにインパクトを与えるか、東日本大震災で実感したことだろう。

ビジネス目標を達成するためのBCPを
設計・計画・実装までトータルにサポート

 事業継続コンサルティングは、ユーザー企業がビジネス目標を達成するため、情報とアプリケーションへ常にアクセスできるような体制を整えることを目的として、インフラの回復力を評価し、BCPの設計・計画・実装およびテストに至るまでの支援を提供するサービスである。

 サービスメニューとしては、後述する事業継続アセスメントと事業継続の計画と設計のほか、次のようなものが用意されている。

  • IT災害復旧計画(DRP)策定支援サービス
  • 災害対策システム構築支援サービス
  • 災害対策システム構築支援サービス i/OSプラットフォーム(IBM i向け)
  • 災害対策システム構築支援サービス Openプラットフォーム
  • GDPS(広域分散並列シスプレックス)構築支援サービス(system z向け)

 IT災害復旧計画(DRP)策定支援サービスは、リカバリ要件に適したバックアップシステムを構築するため、ソリューションの検討とシステム設計・運用設計等の、DRPの策定を支援するものである。リスク・アセスメントやビジネス・インパクト、現状のリカバリ状況を分析して方針を固めたうえで、IT復旧ソリューションを検討し、DRPを策定することがポイントだ。

 ただ漠然と"システム全体をバックアップしてリカバリできるようにする"のではなく、業務の重要度を把握したうえで、システム復旧までの時間目標を示す「RTO(Recovery Time Objective)」とデータをどの時点まで遡るかを示す「RPO(Recovery Point Objective)」を細かに定義し、その復旧要件を満たすソリューションを選定する。

 さらに、定期的に実施する災害対策リハーサル、バックアップ手順、変更管理手順などの通常時のオペレーションを設計・文書化するほか、被災時のシステム復旧体制・役割・判定基準・手順なども詳細に定義して文書化する。

 災害対策システム構築支援サービスは、地震などの広域災害発生時に、迅速にビジネスを再開できることを目標として、遠隔地でのバックアップシステム構築をサポートするものである。国内だけでなく海外のIBMセンターも活用することができ、有事の際にはIBM BRS(ビジネスリカバリーサービス)センターで代替機の提供を受けることも可能だ。

 IBM System zのユーザーであれば、GDPSによってバックアップセンター側にデータをレプリケーションして、被災時にバックアップの自動立ち上げも実現できる。IBM iのユーザーであれば、三和コムテックのMIMIXやビーティス社のQuick EDDなどを使用して遠隔地の代替サーバとデータレプリケーションを構築できる。もちろん、AIXやLinux、Wintelなどのオープンな環境で稼働しているシステムも、数分で処理を継続できるフェイルオーバー環境を構築できる。


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