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「ばかうけ」の味を支えるWindows Server 2008--「Hyper-V」で2割のアクセス性能向上も

ロングセラーのヒット商品「ばかうけ」を製造販売する栗山米菓では、仮想化コストの削減を目的にWindows Server 2008の先行評価を行い、全面的な移行を決定した。

萩原弘明  2008年5月20日 16時39分

機能をよく理解して使えば、できないことはないのではないでしょうか」--4月中旬に正式にリリースされた「Windows Server 2008」について、先行評価感触をこう語るのは新潟市に本社を置く栗山米菓グループ本社総合企画担当チーフリーダーの武田勇人氏だ。

武田優人氏 自らもマイクロソフト認定エンジニアの資格を持つ、栗山米菓グループ本社総合企画担当チーフリーダーの武田勇人氏。

 栗山米菓という社名をすぐに思い出せなかったとしても、ロングセラーヒット商品「ばかうけ」の製造元といえば多くの読者ご存じだろう。武田氏によれば、同社は「できることは自分たちでする」「まずやってみる」という進取気象に富んだ社風であるといい、社内ITシステム全般の構築管理についても、できる限り自分たちで手がけているという。これには、武田自身マイクロソフト認定エンジニア資格MCSE/MCDBA)を有しているという理由もある。

仮想化コスト削減を目指してHyper-V評価

同社にはWindows Server 2003ベースで構築されている統合的な社内システムがすでにある。本社中心サイト数で約40カ所、物理サーバ本社工場を合わせて7台、クライアント200台におよぶシステムを数人のIT担当者で構築したという。

 利用分野は多岐に渡る。ファイル共有メールといった情報系インフラとしての利用はもちろん、財務会計、原価管理人事給与販売情報分析といった重要な基幹システムも含まれる。

当社には情報システム部門がないのですが、それがかえって幸いしたのかもしれません。現場の抱えている問題や、やりたいことがすぐに経営陣に伝わる。すると『まずやってみろ』という社風ですから」(武田氏)

 こうした環境も手伝って、同社ではサーバ仮想化技術もいち早く導入した。従来はVMware製品を使い、7台の物理サーバ仮想化して複数用途利用していた。そこではライセンス更新などのコストが発生していたのだが、Windows Server 2008でHyper-Vと呼ばれる仮想化機能標準で組み込まれるのを知り、評価版を開始した。

「試験的に稼動させてみたところ安定して動くことがわかったので、2008のリリースにあわせて全面的に移行することに決めました。自社で独自にベンチマークを行ったところ、VMwareとくらべてディスクアクセスで20%ほど速度が向上したという結果も得られている」と武田氏は評価する。

kuriyama-sys 栗山米菓のネットワークシステム構成図。サーバの仮想化利用を積極的に行って、7台の物理サーバで基幹系、情報系双方の幅広いシステムを稼働させている(画像をクリックすると拡大表示します)
ホワイトペーパー
http://japan.zdnet.com/sp/case/story/0,2000056379,20373570,00.htm
「ばかうけ」の味を支えるWindows Server 2008--「Hyper-V」で2割のアクセス性能向上も

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