デスクトップPCは死んだわけではない。5年から10年をかけた変革の途中にあるのだ。
これはMicrosoftの最高研究戦略責任者(CRSO)を務めるCraig Mundie氏が、米国時間2月26日にGoldman SachsのTech Investment Symposiumの参加者に伝えた内容である。
(投資家向けの会合では参加者は通常、ある会社が今後数週間内または数カ月内に 流通ルートに何を置くのかに関してヒントを見いだそうとする。したがってMundie氏の話は、3〜20年先を見越した使命に焦点をあてているため、むしろ珍しいケースであった。)
Mundie氏はシンポジウムの参加者に対し、ラップトップと携帯電話との間には格差があるが、それは電子ブックリーダーや教育的なタブレットPCといった特定のアプリケーションに対応したデバイスがいくらでも埋めることができると考えていることを伝えた。
しかしながら、デスクトップPCにも未来の居場所が残されているのだと、 Mundie氏は予想している。もっとも今日のデスクトップPCとは全く異なるものとなるという。
Microsoftのマルチタッチ技術「Surface」が将来的に繰り返し役割を果たすのは、この部分であると、Mundie氏はいう。Microsoftはマルチタッチ技術をテーブルトップ、PC、そして携帯電話だけのための技術とはみていない。同社はSurfaceのようなコンピューティングシステムが、今後5年から10年かけて、デスク、キッチンカウンター、そして壁にまで進出することを期待している。
(Microsoftのレドモンド本社における「Home of the Future」の展示に訪れたことがある人は、実物大の模型でこうしたフォームファクタをいくつか目にしたはずだ。)
Mundie氏は、Microsoftがすでに、もっとコストを抑えてSurfaceを作成する方法を知っていると述べた。(最初のSurfaceデバイス、テーブルトップは、接客業界や小売業界を対象としたもので、1台あたり何万ドルもした。)Mundie氏の発言からは、 将来のSurfaceデバイスをサポートするのがWindowsとなるかどうかが明らかでなかった。「Surface 1.0」ユニットは「Windows Vista」をベースにしている。
「われわれの目標は、全ての表面をSurfaceとすることだ」とMundie氏は26日のGoldman Sachsでの45分間のプレゼンテーションのなかで述べた。
Mundie氏は、Microsoftの「いつでも、どこでも、どのデバイスでも」とされる企業綱領を「何の上でも」も含むように拡大する必要があると冗談を述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
関連情報
-
Windows 7はタッチ機能が充実--マイクロソフト関係者が語る
Windowsの次期バージョンである「Windows 7」には数々のタッチ機能が搭載されると、マイクロソフトのある技術者がブログで明かしている。 - マイクロソフト、決して平坦ではないSurface発売への道のり [From CNET Japan]
- これが未来のテーブルか?--MS、テーブル型PC「Microsoft Surface」を公開 [From CNET Japan]
- フォトレポート:MS、テーブル型PC「Microsoft Surface」を披露 [From CNET Japan]
- Microsoft
「オール・アバウト・マイクロソフト」 のバックナンバー
-
ハードウェアアクセラレーションを活用するウェブブラウザは「IE 9」だけではない
概要があまり明らかにされていないマイクロソフトの次期ウェブブラウザ「Internet Explorer(IE) 9」だが、マイクロソフト側はハードウェアアクセラレーションを活用することを認めている。 -
グーグルの「Chrome OS」と競合するMS製品は「Silverlight」か?
-
「Microsoft Works」の代替となる「Office Starter 2010」がプライベートベータに
-
アドビ「Lightroom」対抗の「SmartFlow」プロジェクト、ソーシャル機能を付加へ
-
マイクロソフトによるウェブ閲覧の新しい実験「Pivot」
- オール・アバウト・マイクロソフト 一覧へ »
-
【導入事例集】多業種から評価されているWeb会議システム、24社の導入事例をご紹介
- POSデータを活用し、売上アップを導く「分析力」とは?
- 日本モバイルインターネット端末市場分析 〜2008〜2012年のMID及びスマートフォン...
- BIベンダーの選び方 −BIベンダー選定のための評価フレームワーク
- ストレージ問題の課題に対する解決方法
- 【日産自動車:BI導入事例】連結対象の36社からの情報を元に車種別損益管理を実現
- 企業コスト削減の傾向と対策 〜最新アプローチのトレンド〜
- HP LeftHandが仮想化環境の構築の効率を向上させた3社の事例集
- 中堅企業におけるテクノロジーと成長
- iPhoneをビジネスで活用する時代へ〜ビジネス&モバイルのミライ〜
企画特集
-
グリー、3人のエンジニアが語る仕事への想い
連載第2話、元SIerに聞くリニューアルと開発の舞台裏 -
【最終警告】パンデミック対策特集
サービス品質を保証するためのリスクマネジメントとは -
―エン・ジャパン厳選求人☆毎週更新―
ハンゲームの社長が語る・人材とサービスの在り方 -
マネジメントの「コラム」と「コネタ」
今日のキーパーソンは誰? -
企業ITシステムの企画、構築、運用のイロハ
戦略的なITシステムのために、今考えるべきポイント -
100万円で実現!中小企業の情報漏えい対策
中小企業の課題!?セキュリティ管理者不在でも大丈夫 -
高まるiSCSIストレージへの注目度
ストレージシステムの4つの課題とiSCSI導入のメリット -
大丈夫?あなたの会社のセキュリティ対策
中堅・中小企業のネットワーク・セキュリティを考える -
電力に"ふた"をする独自の省エネ機能とは!?
動的に電力割り当ても可能なHPの最新鋭ブレードに迫る -
容量制限によるメール消去は一切無し!
全てを保存するメールセキュリティSaaSが登場 -
J-SOX法制定により内部統制の整備が急務に
重要性高まるActive Directoryの課題と対処法を公開中 -
急増するオンライン犯罪への解決策!
オンラインサービス保護ソリューション
ZDNet Japan イベント
- 開催日:2009年11月26日(木)
- イベント一覧へ»
-
9. 出荷準備はOK?
この3分間のビデオは、あなたがソフトウェアを出荷する前に、データレー... -
10. Parallel Debugging Extensions
この3分間のビデオは、並列アプリケーション内のそうでなければ発見しが...
