• メールアドレス:
  • パスワード:

Ballmer氏いまでも「MSはYahooから手を引くかもしれない」

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com)
翻訳校正:菊地千枝子
2008/05/02 07:15

 米国時間5月1日、Microsoftは社内の「タウンホールミーティング」を開催した。その大半は(それだけに限られないが)同社のYahoo買収に関する話題に集中した。Sillicon Alley InsiderのHenry Blodget氏はYahooにとって青天井ではないと最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏が述べるのを聞けるほど長い電話を続けることができた。

  Blodget氏のメモによると、Ballmer氏は社員にこのように述べていた:

 「それ(Yahoo)にあるレベルまでは払うことに関心があるが、それ以上のレベルになると払うつもりはない。私はYahooにどの程度の価値があるかを正確に知っており、それ以上は1銭足りとも払うつもりはない。」

 するとBlodget氏の電話は切られてしまった。残念!(Blodget氏はそれでも何とか優れたサウンドバイトをたくさん入手している。これにはBallmer氏がMicrosoftはXPのOEM寿命を延ばす予定はないことを認めている部分も含まれていた。本題に対する同氏の紛らわしいコメントにもかかわらずである。)

 しかし、まさかでしょう。この期に及んでMicrosoftが手を引くと誰が考えるだろうか?これもまた駆け引きのひとつなのだ――ちょうどYahooがGoogleと広告で提携すると主張しているのと同じで――そして報道機関やブロガーのコミュニティは、チェスの駒にほかならない。

 今度の金曜日、5月2日に何らかの決定が下されると予想している。結局のところMicrosoftがYahooの買収計画を初めて発表したのは3カ月前の金曜日(2月1日)である。Microsoftは同社がオファーしていたより1株当たり数ドル上回る価格でYahooを取得することになるだろう――これは些細な額ではない。オファー額が29ドルから1ドル引き上げられるごとに、取引の総額は約13億ドルずつ増加するためである。

 MicrosoftがYahooを買収する動機として明らかにした内容を踏まえると、筆者はいまでもこの取引はひどい考えだと思っている。読者はどう思うか?「MicroHoo」という結論は見送られたのか?

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ


バックナンバー
関連記事
この記事を読み解くキーワード:
買収
M&A
ZDNet用語検索
企業情報
キーワード
関連ホワイトペーパー
関連製品

注目記事

あなたがプログラムを理解できない10の理由:第2回

・foobar……「鋼鉄の撃墜王」のことか?──と、教養が邪魔してプログラムの学習が進まないアナタに送る連載です。 2008/05/13 14:10 【

ソニー:AVメーカーらしさを追求したビデオ会議システム--進化するテレビ会議

・日本国内のビデオ会議システム専用機市場でポリコムなどと並んで大きなシェアを獲得する日本企業が存在する。AVメーカーのソニーだ。1988年参入後、これまでに20年という積み重ねを経て、トップクラスのシェアを獲得するに至っている。 2008/05/13 12:00 【進化するテレビ会議

企画特集

オンラインマーケティングの最重要課題オンラインマーケティングの最重要課題
ウェブ解析ツールを自社の味方につけるノウハウとは
内部統制対策を実現するIT運用管理ツール内部統制対策を実現するIT運用管理ツール
IT運用管理手法として注目が高まる、ITILによる運用管理を紹介
-Simplify IT- ITをシンプルに 連載第2回-Simplify IT- ITをシンプルに 連載第2回
PowerEdgeサーバ〜Windows Server 2008モデル登場
ブログ RSS Feed
日本のPR会社相関図
裏方の裏方日記〜日々是広報 2008/05/12 21:33
マイクロソフト、「XP SP3」の提供を延期--未対応の問題発見で
マイクロソフトは米国時間4月29日、未対応な問題が新たに発見されたことを理由に「Windows XP Service Pack 3(SP3)」のリリースを延期したことを発表した。
次世代DVD戦争は終結も…、進まぬBlu-rayプレーヤーの普及
HD DVDとBlu-rayを巡る次世代DVDの規格争いは終結したものの、その後も、勝ち残ったBlu-rayプレーヤーの販売台数が大幅に伸びるといった状況にはなっていない。高い販売価格がネックとなり、依然として一般的な消費者からは敬遠されている。
ニコニコ動画とAR(現実拡張)技術が可能にする「ニコニコ現実」という未来
ニコニコ動画の大きな特徴の1つが、他のユーザーと一緒に動画を見ているかのように感じられる擬似同期性だ。この手法は、ほかのサービスでも応用できるのだろうか。