噂されていたMicrosoftの「Zune Mobile」プラットフォームは、Consumer Electronics Show(CES)における最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏による米国時間1月7日の基調講演において登場することはなかった。実際にはいささか驚いたことに「Windows Mobile」はBallmer氏の1時間を超える消費者製品ハイライトのなかでほとんど脚光を浴びることはなかった。
むしろMicrosoftは「Windows 7」に焦点をあてた。予想通りBallmer氏はラスベガスのコンベンション参加者に対し、プライベートベータテスターはWindows 7 Beta製品をその夜からダウンロードし始めることができると告げた。Microsoftが同ビルドを「ベータ」とし、「ベータ1」と表示していないという事実は、Windows 7 Betaが、Windowsチームがこれまで通常行ってきたように2回(またはさらに多くの回数)ではなく、わずか1回となる予定であることをさらに裏付けるものとなった。
一般の人々でも非常に強くWindows 7 Betaをダウンロードしたいと望むなら、誰でも1月9日金曜にはダウンロードすることができるようになると、Ballmer氏は述べた。同製品はhttp://www.microsoft.com/windows7を経由してダウンロードできるようになる。
Microsoftはまた、「Windows Server 2008 R2」(別名「Windows 7 Server」)を1月8日に提供し始める予定である。
Windows 7 Betaの後に登場するのが何であるかについて、Ballmer氏は「Release Candidate」または最終版のRTMコードを予期すべき時期については何の新情報も明かさなかった。
また予想通り、MicrosoftはDellとの新しいバンドリング契約を発表した。これを通してDellは「Live Search」をデフォルトの検索エンジンとして「新しい消費者および小規模企業向けPCの大半に世界的に」提供するという。Dellはまた、Microsoftの消費者向けソフトウェアおよびサービスのバンドル製品である「Windows Live Essentials」をこれらと同じPCにプレロードすることを約束している。
Ballmer氏はまた、Verizon Wirelessとの新たな5年間の契約を発表した。これにより米国の加入者は「地元の企業やショッピングの情報をLive Searchを使って検索し、地図や道案内にアクセスし、一般的なインターネットの検索を実施し、着信音、ゲーム、壁紙、その他のオンラインモバイル製品やサービスを探すことができるようになる」という。
FacebookとMicrosoftはまた、Facebookユーザーがそのコンテンツや写真をWindows Liveで共有することができるような協定を結んだ。
ほかにもMicrosoftがCESにおいて発表したことは以下の通り:
・Microsoftは同社の子供向けビデオゲーム開発環境「Boku」を「Kodu」と改称した。Koduは今春開始される「Xbox Live Community Game」となる。
・MicrosoftとNetflixは今月中に、Windows Mobileの顧客がNetflixの映画の待ち状況をアップデートし、閲覧することを可能とするソフトウェアを提供する予定である。
・MicrosoftはMicrosoft Researchから生まれた作曲技術「Songsmith」を製品化する。(この製品が、筆者が何年も前に聞いたコード名を「Monaco」と称するもので、「GarageBand」に競合するMicrosoft製品であると説明されたもののことを指しているのか否かは定かでない。)
CES前の噂を何カ月も追跡してきた人々にとって、その夜にはさほど目新しい話は聞かれなかった。そしてWindows 7の初期のテストビルドまたはトレントからのビルドをかじってみた人々にとっても、Ballmer氏の基調講演におけるデモからはさほど目新しい情報は得られなかっただろう。
現地または遠隔から見ていたという人はどう思いましたか?Ballmer氏の基調講演は前日のPhil Schiller氏のMacWorldでの講演と同様に比較的平板なものであったか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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