Microsoftは今年の秋、初の自社ブランド小売店をApple Storeの近くにオープンする計画だ。
Microsoftの最高執行責任者(COO)、Kevin Turner氏は米国時間7月15日、「Worldwide Partner Conference」にて、同イベントに参加しているパートナー企業を前に、この計画を披露した。その後すぐ、多くのTwitterユーザーがTurner氏の言葉をTwitterで紹介している。
Microsoftの代表者は今年2月、小売店事業に進出することを計画中だと発表した。だが、その後詳細情報はなく、どのような店なのか、いつオープンするのかなどに関する情報は公開されていない。私がMicrosoftスタッフから得た情報といえば、小売店はApple Storeを真似たクローンではないが、現在小売店が並べているものよりも多くのものを展示する予定、ということぐらいだ。
Turner氏はこの日、Microsoftが小売店運営を通じて得たナレッジを「パートナー企業と共有していく」と述べた。
WPCに参加していたパートナー企業によると、Turner氏は、MicrosoftはAppleを模倣せず、新しい小売店は革新的なものになると述べたとのことだ。今年初め、Microsoftの代表者は小売店計画について、販売というよりも、Microsoftのコンシューマブランドの確立を目的としたもの、と説明していた。
Microsoftは今年に入り、Dreamworks AnimationやWal-martの幹部を務めたDavid Porter氏を、小売店担当コーポレートバイスプレジデントに起用している。
Microsoftは「Windows 7」の一般提供日を10月22日と設定している。Microsoftブランドの小売店が同じ時期にオープンになるのかについては、まだわからない。Microsoftに詳細情報--設置場所、何店舗がこの秋にオープンするのか、など--を求めたが、
回答はまだだ。
アップデート:Microsoftの代表者から回答があった。一応、下記に引用する。
われわれが小売店戦略を進めるにあたって、Appleの近くに店舗を設置するシナリオも出てくるだろう。予定通りこの秋オープンに向けて、作業を進めているところだ。
これ以上のことは、現時点ではお話できない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ