Microsoftは今週、ユーザーが自分のWindows PCやサーバの問題を自分で診断して問題解決できる最新のサービス「Fix it Center」とウェブサイト「Fix it Online」のベータ提供を静かに開始した。
Fix it CenterとFix it Onlineは、Microsoft Supportが提供する最新のセルフヘルプ診断ツールだ。サービスの対象となるのは、「Windows XP」(Service Pack 3、および64ビットXP ProのSP2)、「Windows Vista」「Windows 7」「Windows Server 2003 SP2」「Windows Server 2008」「Windows Server 2008 R2」。ベータサービスでは、ソフトウェアクライアントをインストールできるPCの台数に上限を設けていない。
Fix it Centerのウェブサイトでは、以下のようにサービスを説明している。
Fix It Centerは、一般的なPCや端末の問題を自動で検出し、修正するものだ。また、既知の問題を調べ、アップデートをインストールすることで、新たな障害が起きるのを未然に防ぐのも助ける。Fix it Centerは、問題の診断と修復に必要なステップを簡素化し、ユーザーのために機能する自動ツールである。
Fix it Centerは端末をスキャンし、問題を診断して修正する。ユーザーはその後、「検出と修正」または「検出とレポート」から選ぶことができるという。設定やオプションをカスタマイズして、複数の端末を単一のビューから管理することもできる。
(このサービスが先週から公開されていれば、絶対利用しただろう--わたしのWindows 7搭載マシンにブルースクリーンが何度か表示されたのだ。RAMに問題があったようで、ひいきにしている近くのMicrosoft認定サービスセンターのDataVisionの担当者がすぐに問題を解決してくれた。)
News.comが報告しているように、Fix it CenterおよびサービスはMicrosoftが2009年にローンチした「Fix It」ブランド上で展開される。すでに300以上の問題に対応、今後も増やす予定という。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ