スパム業者はMicrosoftのオンラインサービスを悪用している。その水準はスパム対策を行っている非営利組織が、Microsoftを世界でスパムに優しいISPのワースト5位に挙げるまでになっている。
Spamhaus.orgが作成している世界のスパムネットワークの上位リストの最新情報では、Microsoftを5位としており、その理由として電子メールによるナイジェリア詐欺などに関する26件の「既知のスパム関連問題」を挙げている。以下にスクリーンショットを示す。
Spamhausのコメントが、Microsoftの問題を明らかにしている。
- 何ヶ月もLifeFileStoreの悪用が続いているが、それを止めようとする動きはほとんど見られない。
- livefilestore.comは何万件もハックされている。
- spaces.live.comがスパム業者に使用され、悪用されている。
- 「Pump and Dump」スパム(株価操作詐欺スパム)がHotmailによって匿名化されている。
Security FixのBrian Krebs氏がこの話題について最初に報じた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ