「Windows Meeting Space(WMS)」はWindows Vistaに組み込まれることになる新たなアプリケーションであり、最大10人までのユーザーがデスクトップ、アプリケーション、ファイル、プレゼンテーションを共有でき、個人的なメモのやり取りをネットワーク経由で簡単に行えるようにもなっている。WMSの特徴や機能のポイントを以下に挙げてみたい。
#1:WMSはWindows Vistaでのみ利用可能である
WMSはMicrosoftのNetMeetingを置き換えるものである。そして、WMSはVistaのPtoPネットワーキング技術の上に構築されており「WS-Discovery」といったVistaの機能を利用しているため、WMSを利用できるのはVistaユーザーのみとなる。
#2:WMSのセットアップや利用は簡単である
WMSを最初に起動すると、WMSの通信を許可するファイアウォール設定や「People Near Me」(PtoPで近隣の端末と接続する際に用いる近隣探索・接続確立の機能)機能とファイル複製機能の有効化といった基本設定が自動的に行われる。
#3:WMSにはセキュリティメカニズムが組み込まれている
信頼できる連絡先(身元を証明するデジタル証明書を提供した人)からの会議への招待のみを有効にしたり、会議に加わる際に参加者に対してパスワード入力を求めるよう設定したりできる。WMSの通信はすべて暗号化されるため、許可された人々のみが共有のデスクトップ、アプリケーション、ファイルを閲覧できるようになっている。
#4:会議を非公開にできる
WMSでは、会議を非公開にする選択肢が用意されている。非公開に設定した会議は、他のVistaユーザーに対しては参加可能な会議としてリストアップされず、明示的に招待されない限り参加することができない。
#5:WMSでは、会議の参加方法が複数用意されている
会議に参加するには3つの方法がある。
- WMSのインタフェースで表示される、参加可能な会議のリストから選択し、参加する
- 電子メールの招待状を通じて参加する
- 共有されている、あるいは転送されてきた招待状ファイルを通じて参加する
筆者Debra Littlejohn Shinderについて
Windows Server SecurityのMicrosoft Most Valuable Professional(MVP)として、多数の書籍や技術文書などの執筆、編集作業に力を入れながら、テクノロジーコンサルタント、トレーナーとしても活動する。警察官、警察学校のインストラクターとして活躍した経験を持つ。専門はMicrosoft製品とセキュリティ。
関連情報
-
バルマーCEO、「Vistaは1月30日に出す」
MicrosoftのCEO Steve Ballmer氏は、日本のPCメーカー代表者らの前で「Windows Vistaは1月30日に出す」と発言した。 - Microsoft
「新しいOSの選択肢」 の新着情報
-
レッドハット、KVMベースの仮想化を組み込んだ「Red Hat Enterprise Linux 5.4 Beta」をリリース
レッドハットは米国時間7月2日、「KVM」ベースの仮想化を組み込んだ初めてのバージョンとなる「Red Hat Enterprise Linux 5.4... - 「Windows 7」:事前予約割引とFamily Packの不確かな存在にユーザー困惑
- マイクロソフト、Pink携帯電話キャンペーンを計画中?
- ウイルスバスター初のMac OS版が発売へ、公開ベータテスト開始
- マイクロソフト、分散アプリサーバ「Dublin」のテスター受付開始
- 新しいOSの選択肢 一覧へ »
「シンダー先生のシステム管理ゼミナール」 のバックナンバー
-
マイクロソフトのVoIP市場進出への準備は万全?OCSをレビュー
マイクロソフトのVoIP製品「Office Communications Server」に搭載されているソフトウェアベースのVoIP機能は、既存のPBXシステムと統合することも単独で使用することも可能である。今回はOCSの機能を取り上げる。 -
企業の事業継続計画(BCP)に盛り込んでおくべき10項目
-
料金、音質、信頼性…あなたがVoIPに求めるものは何?
-
VoIPは詐欺師にとって好都合なテクノロジなのか?抜け道をふさぐポイントを探る
-
本当に意味のあるIT資格を目指そう:米国ITプロが選ぶ10の有力資格
- シンダー先生のシステム管理ゼミナール 一覧へ »
ZDNet Japan Essential Topic
-
業務効率化への第一歩はプロセス指向
まずは晩飯づくりからプロセスに分解してみよう! -
バズワードの裏側みてみませんか?
SaaSにSOA、仮想化までビジネス視点からバズワードを斬ります
企画特集
-
SOA、BPM、SaaS −今、企業に必要なこと
ビジネス・アプリケーションの今を網羅する特設サイト -
仮想環境を実現するソリューション特集
仮想化導入時、こんなところ気にしてますか? -
インターネット上の悪意を未然に防ぐには?
ブラウザに備わったセキュリティ機能を徹底解説 -
ストレージメディア特設サイト開設
仮想化環境において最適なソリューションを! -
今注目の「サジェスト検索」−デモ掲載中
システムのユーザビリティに革命を起こす技術とは -
パンデミック対策特集
2009年のパンデミック発生から再考する事業継続計画 -
ロリポップ!がリニューアル
【第1回】創業者の家入一真氏が語る誕生秘話!! -
集積度も性能も、業界最高水準のブレードPC
サーバの実装技術を、シン・クライアントへ応用 -
中小企業のセキュリティリスクとは?
導入する側・される側 得するセキュリティ製品 -
セキュリティ&ユーザ事例【SIer Club】
最新のセキュリティ情報と提案事例が満載 -
◆エン・ジャパン厳選求人☆毎週更新◆
不況下でも急成長の秘訣とは?注目企業の取組みも公開! -
マネジメントの「コラム」と「コネタ」
今日のキーパーソンは誰? -
ESBでIT投資の無駄を劇的に解消する
IBM IMPACT 2009を徹底レポート! -
【徹底対談】運用管理ツールの賢い使い方
市場背景〜仮想化管理までアナリストが解説! -
そのストレージで仮想化に対応できますか?
メリット盛りだくさんのサンのオープンストレージ製品 -
サーバー監視・運用のコストを削減するには
エージェントレス方式を用いたパトロールクラリスで -
■ストレージ容量50%削減保証■
ネットアップによる削減保証キャンペーン実施中 -
エンタープライズにおけるSUSEの強み
次世代データセンターの基盤は11だ。 -
サービス・ドリヴン・データセンター
コスト効果の高いデータセンター構築には?
ZDNet Japanからのお知らせ
- ご回答にはCNET_IDご登録が必要です。
-
11. Lock分析とWait分析
この3分間のビデオでは、アプリケーションのクリティカルセクションを分... -
12. 高度な診断
この3分間のビデオでは、Intel parallel Composerが、Intel C++コンパイ...
新着企業動向
-
動画を部屋に飾るという発想の新サービス「ムビフレ」を公開
sus4 -
材料メーカー様向け環境ソリューション先進事例セミナー
富士通システムソリューションズ -
先着100名様限定!VPS月額料金最大3ヶ月キャッシュバックキャンペーン
GMOホスティング&セキュリティ -
SecureCube / Access Check
NRIセキュアテクノロジーズ - 企業動向一覧へ»
サーバやOS、アプリケーションなどの世界ではオープンソーススタンダードが市場を牽引する現在、ストレージの世界でもオープン化の流れが始まっている。
幸い今回は弱毒性で大事には至らなかったが、まだ油断はできない。企業活動を停止すると、大きな経済的損害や社会的信用の低下を招いてしまう。 
