お粗末な上司の下で仕事をしている?あなたは指導や称賛を与えられて当然なのに、上司はそのことに知らんぷり?昼ご飯をおごってもらったこともない?もっと悪いことに、上司はあなたの存在すら忘れているように思えるときがある?こういったことについてなす術はないとあなたが考えているのであれば、考え直してみて欲しい。同僚に愚痴ってエネルギーを無駄にするのではなく、以下のアドバイスをさりげなく(あるいはかなりダイレクトに)実行に移し、あなたが何を必要としているかを上司にわからせてあげてよう。
#1:あなたの達成したことを自ら喜んでみせる
最近のプロジェクトにおいてあなたがいかに素晴らしい仕事をしたか、上司に伝えてみよう。上司が称賛の言葉を口にしないのは、単にあなたの仕事をしっかり把握していないせいかもしれないのだから。
#2:見本を示してみせる
上司の達成したことを褒めるようにしてみよう。おそらく、あなたの上司のそのまた上司も、あなたの上司を褒めていないのだ。
#3:上司の目の前で、同僚を褒めてみせる
上司に同僚の達成したことを伝えてみよう。
#4:ダイレクトに伝える
あなたが何を必要としているのかを、上司に対してダイレクトに伝えよう。すべての人間関係における場合と同様、明確に述べないかぎり、周囲の人間はあなたが何を必要としているのかわからないのである。
#5:ちょっとした指導の機会を設定する
人事部門に依頼して、上司にマネジメントのトレーニングクラスを受講させるようにしよう。多くのITマネージャーは図らずもその役割を担うことになった人たちであるため、マネジメント方法のトレーニングをほとんどあるいはまったく受けたことがないのが事実である。