SAPジャパン 代表取締役社長の福田譲氏
SAPジャパンは1月6日、代表取締役社長の福田譲氏が3月31日付で退任すると発表した。後任には現在、常務執行役員インダストリー事業統括の鈴木洋史氏が昇格する。福田氏は4月1日付で日本の事業会社にCIO(最高情報責任者)兼デジタル変革(DX)推進担当役員として入社する予定という。
同社によると、福田は新卒としてSAPジャパンに入社以来23年間勤務し、2014年に代表取締役社長に就任後5年半にわたり、短期・中長期での戦略を重視、推進してきた。特に、イノベーションを醸成するオープンなデジタルエコシステム作り、顧客企業幹部との信頼関係構築、職場における企業文化の醸成に注力してきたという。
後任の鈴木氏は、2015年にSAPジャパンへ入社。バイスプレジデント コンシューマー産業統括本部長として事業を伸ばし、2018年から現職。全業種にわたる大企業の顧客を統括し、SAPジャパンのビジネス成長をけん引してきたとしている。