Microsoftの年次開発者会議「Microsoft Build」が米国時間5月25日~27日に開催される。2021年もオンラインイベントとなる。数週間前から開催日の情報が何度かリークされていたが、正式なスケジュールがようやく明らかになった。
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Microsoftのイベント関連のページに、「Build 2021」について掲載されている。(MicrosoftのパートナープログラムマネージャーDonovan Brown氏がこのリンクを教えてくれた)。Buildの公式サイトには、2021年の正式な開催日がまだ書かれていない。
広報担当者は筆者に、この開催スケジュールが正式なものだと認めた。登録受け付けを開始する時期については、現時点で公表できる情報はないと述べた。
Microsoftは2021年、主要な大規模カンファレンスを小規模なオンラインの「What's Next」イベントで補完している。
Microsoftが予定しているとみられる「What's Next for Windows」イベントがBuild 2021そのものなのか、Buildの前に開催される別のオンラインイベントなのかは分からない。Microsoftは2021年、大規模な製品発表の一部を、別の専用のオンラインイベントの形で実施している。2月の「What's Next for Industry」イベントでは、複数の業界向けのクラウドが新たに発表された。今春行われた「Ignite」は、「What's Next for Cloud」イベントとみなされていたようだ。また、「What's Next for Security」というオンラインイベントの開催も予定されているとみられる。
Microsoftは2021年、「Windows」取り組みを強化しようとしているようだ。したがって、Buildには、「Windows 10X」や「Windows 10 21H2」などを際立たせる新しいコンテンツが含まれる可能性もある。近年のBuildイベントでは、「Office」や「Azure」「Power Platform」、IoTが前面に押し出されており、Windowsの比重はそれほど高くなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。