EMCジャパンは9月13日、企業のガバナンス、リスク、コンプライアンス(Governance Risk Compliance:GRC)活動を総合的に支援するソフトウェア「RSA Archer eGRC Platform」を10月3日から販売することを発表した。11月7日から出荷する。
Archer eGRC Platformはユーザーのアクセス制御やワークフローの作成、ダッシュボードのカスタマイズ、管理コンポーネントの双方向のデータを統合する。Archer eGRCはGRC支援システムの基盤となるPlatformを中核に「RSA Archer eGRC Solutions」という9つのコンポーネントで構成される。ユーザー企業は自社に必要なコンポーネントを組み合わせて導入できる。コンポーネントは以下の通り。
価格例としてPlatformとEnterprise Management、Policy Management、Risk Managementの3つのコンポーネントを組み合わせたケースで2000ユーザーで約1700万円(税別)となっている。別途保守費用として購入価格の18%が必要だ。
David Walter氏
米EMCのセキュリティ部門RSAでGRCストラテジー&ソリューションのシニアディレクターを務めるDavid Walter氏はGRCについて「米国でも数年前に生まれた言葉」と説明。「GとRとCを1つに統合する必要性が出てきた」ことが背景にあって、こうした解決策が求められるようになっているとしている。
ここでいうコンプライアンスとは「会社のポリシーや手続き、社外法規などに準拠するための活動であり、それらに準拠していることを証明するための活動」も含まれる。ガバナンスは「企業を管理、監査するための文化や目標、プロセス、ポリシー、規則」であり、リスクは「目標達成に影響を与える事象が起こる可能性とその影響」になる。
企業のGRC活動は、バラバラに行われていることが一般的だ。たとえば製造業であれば環境規制には調達や生産などの部門が対応することになるし、内部統制であればIT部門のほかに財務や経理などの部門の対応が必須だ。
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