富士通は6月16日、ビジネスプロセス管理(BPM)ソフトウェアの最新版「Interstage Business Process Manager V10」および「Interstage Business Process Manager Analytics V10」の販売を開始した。
Interstage Business Process Managerは、業務プロセスをシステム化し、フロー図として可視化することで業務の問題点を明確にするとともに効率の向上を図るためのソフトウェア。特徴は、主に人間の判断に重きが置かれるワークフロープロセスのシステム化が容易な点。同社ではこの特徴を「Human-Centric BPM」と呼ぶ。
最新版となるV10では、業務プロセスの分析、シミュレーション機能が強化されている。たとえば、ソフトウェアの実行履歴から、処理件数や作業時間といった想定条件の初期値を自動設定したり、設定された業務プロセスを仮想的に実行することで、業務のコストや実行時間あるいは業務のボトルネックなどをシミュレーション上で検出するといったことが可能になった。
同時にリリースされるInterstage Business Process Manager Analytics V10は、ログやイベントの情報などから、業務の実行状況を、よりリアルタイムに監視・分析するためのソフトウェア。これらを組み合わせ利用することで、業務プロセス改善のためのPDCAサイクルをより迅速に回すことが可能になるという。
富士通では、米国をはじめとした世界各国でBPMソリューションを提供しており、2005年から3年連続で前年度売上高比150%の成長を見せている。新バージョンは、海外での案件で培ったノウハウをベースに開発されたという。また、主にBPM分野における、XPDL、Wf-XML、BPML、BPELといった国際標準技術に積極的に対応することで、業務アプリケーションへ依存しないSOA対応のBPMシステムとして、国内外の幅広いユーザー層へ訴求を図りたいという。
Interstage Business Process Manager V10の価格は800万円より。Interstage Business Process Manager Analytics V10の価格は300万円より。いずれも2008年8月末の出荷予定。
Interstage Business Process Managerは、業務プロセスをフロー図として可視化することで、問題点の発見や効率の向上を助ける。最新版では、実行履歴をもとにしたシミュレーション、分析機能が強化されている。
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