Alcatel-Lucentは同社のエンタープライズ部門をChina Huaxin Post & Telecommunication Economy Development Center(中国華信郵政開発経済センター)に2億200万ユーロ(2億5558万ドル)で売却した。Alcatelはフランスに新たに設立される予定の持ち株会社の少数株主持分を維持する。
この動きは、Alcatelにおける「The Shift Plan」の一環に位置付けられている。The Shift Planは、コスト削減と、非中核資産の売却によって、同社の進路をより収益性の高い市場分野に向けることを目的としている。
今回の売却によって同社は2億200万ユーロの現金を受け取るAlcatel-Lucentは声明で、新たに設立されるAlcatel-Lucent EnterpriseはAlcatel-Lucentと「特権的な取引関係を基盤として」引き続き協力していくと述べている。また同声明では、Alcatel-Lucent Enterpriseは大きなプレゼンスを示してきた中核部門、特に企業向けの通信およびネットワーキングにこれからも投資していくとともに、高度成長を遂げている国々や垂直市場、クラウド分野における新たな機会を模索していくとも述べている。
現在、同部門は全世界で2700名以上の従業員を抱えており、80カ国以上で操業している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。