セールスフォースに前米政府CIOクンドラ氏が入社--「クラウドファースト」政策を提唱

田中好伸 (編集部) 2012年01月17日 14時51分

 Salesforce.comは米国時間1月16日、新興市場担当エグゼクティブバイスプレジデントにVivek Kundra氏が就任したことを発表した。Kundra氏は米国初の連邦情報統括官(Federal Chief Inforamtion Officer)を務めている。

 Kundra氏はFederal CIOとして米国政府で800億ドルを超えるハイテク分野への投資を統括管理していた。早くから公共分野でのクラウドコンピューティングのメリットを主張し、米政府機関がシステムを調達するにあたって最初にクラウドの採用を検討する「Cloud First」政策を打ち出したことでも有名だ。

 Kundra氏は米国のサイバーセキュリティ態勢の強化を進めるとともに、「Open Government」の方針を立ち上げている。Federal CIOに就任する以前には、米コロンビア特別行政区(ワシントンDC)の最高技術責任者(CTO)とバージニア州政府の商業・技術担当補佐官を務めている。

 Salesforce.com会長兼最高経営責任者(CEO)のMarc Benioff氏はKundra氏について「ハイテク分野で卓越した慧眼の持ち主でクラウドが持つ革新的な力について、数百万の人々を啓蒙してきた」とコメント。「その優れた指導力はソーシャルエンタープライズを促進していく上で、業界が必要としている」と説明している。

 Kundra氏はSalesforce.comについて「テクノロジが持つ変革の力を使って企業や組織が変化を遂げるための後押しをしている」と説明。「企業向けのソーシャルやモバイル、オープンなクラウド技術のパイオニアで、世界で最も革新的な企業である同社の一員として迎え入れられたことを大変嬉しく思う」とコメントしている。

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