日本IBMは5月31日、仮想化技術を用いるシンクライアントシステム製品の提供を6月1日に開始すると発表した。
この製品は、日本IBMのブレードサーバ「BladeCenter」、米ClearCube Technologyのシンクライアント「I/Port」と、クライアントからのトランザクションをサーバに分配するI/Port用ソフト「Grid Center」、ヴイエムウェアの仮想化インフラソフトで構成する。
仮想化技術を使うことで、1台のサーバで複数のクライアントを管理するターミナルセッション型のシンクライアントシステムにおいても、サーバを仮想的に分割し、アプリケーションを変更せず1台のBladeCenterで8台から14台のクライアントに対応できる。
また、BladeCenterを採用しているため、クライアント数が増えても柔軟に対応するという。システムを停止することなくパッチ適用などの保守作業も実施できる。日本IBMでは、「シンクライアントは、データを保存するハードディスクが内蔵されていないため、PCによる情報漏えいを防ぐことが可能。業務に必要なソフトをサーバ側で一括管理するため、システム運用の効率化の観点でも注目されている」としている。
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