カカクコムは6月6日、「価格.com」など同社が運営するサイトの検索サービスにおいて、ファストサーチ&トランスファの製品を全面的に導入すると発表した。各サイトで利便性を高めて利用者数の増加を狙うとともに、今後新設するサイトの統合も見込んでシステムを整備するため。
カカクコムの各サイトは、取り扱う商品点数が増加し続けており、迅速に検索結果を表示するために大量のデータを安定的に処理するシステムが必要とされていた。
ファストサーチ&トランスファの検索プラットフォーム「ファスト エンタプライズ サーチプラットフォーム(FAST ESP)」は、同社が運営するポータルサイトの検索技術を核とし、大量のデータを扱える。また、整備されていないデータもまとめて取り扱えるために短期間で導入できるという。
検索結果の表示にあたっては、導入サイトのシステムに合わせて柔軟に変更し、拡張していくことができる。カカクコムは、これまでの運営経験を生かし、独自の検索結果の表示方法で他社への優位性をつけたいと考えており、検索エンジンをカスタマイズできる点でFAST ESPを評価しているという。
2007年4月末現在で、カカクコムが運営する各サイトの総ページビューは約4億2000万PV/月、ユニークユーザー数は約1260万人/月。カカクコムでは今後、取り扱い商品点数を増やして事業を拡大し、より商品を探しやすくするための検索の切り口を提示していきたいとしている。またサイトを新設して、FAST ESPをその統合プラットフォームとしていくという。
FASTは、エンタプライズ検索のソリューションを主な事業とする。ノルウェーに本社を置き、ヨーロッパなど世界各国で事業を展開。日本法人のファストサーチは2001年に設立し、ぐるなびや楽天などにもシステムを提供している。
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