SAP、「拡張現実」のビジネスアプリへの応用を考える

2010-02-10 12:47

 SAPが、現実の空間にデジタル情報を重ね合わせて表示する「拡張現実(Augmented Reality:AR)」について、ビジネスアプリケーション分野での応用を考えている。

 SAP Web 2.0ブログで、同社エバンジェリストTimo Elliott氏は、LayarとSAP BusinessObjects OnDemandの両プラットフォームを組み合わせて開発したプログラムを、GoogleのNexus One上で走らせるという取り組みを紹介した。

 同氏は、概念実証用に作成したプログラムから、企業ユーザーにとって便利そうな機能のスクリーンショットを表示しているが、製品化の予定は今のところないという。企業での利用法として同氏は、ブランチマネージャーが訪問先の支店の最新の売り上げデータを取得したり、工場の管理者が特定のマシンのメンテナンス履歴を閲覧したりする様子が書かれている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    ユーザー向けサーバーレスアーキテクチャ設計ガイド--サーバーレスに潜む25の脅威とリスクとは

  2. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

  3. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  4. セキュリティ

    攻撃を効果的に管理するために知っておきたい3つの傾向--2024年サイバーセキュリティレポート

  5. クラウド基盤

    信頼性と生産性を両立するアプリ環境の構築とは--先進的なIT戦略に取り組むためのガイドブック

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]