MS、SQL Server 2008をベースにしたDWHアプライアンスを提供開始

ZDNet Japan Staff

2009-06-25 20:24

 マイクロソフトは、Microsoft SQL Server 2008をベースとした事前構成済みデータウェアハウスアプライアンス「SQL Server Fast Track Data Warehouse (ファスト トラック データ ウェアハウス)」の提供を6月24日に開始した。

 同製品は、SQL Server 2008と、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)のサーバ「HP ProLiantシリーズ」およびストレージ「HP StorageWorks MSA 2300」、デルのサーバ「DELL Power Edgeシリーズ」およびストレージ「DELL/EMC CX4-240」との組み合わせとして提供されるもの。

 同社では、このDWHアプライアンスについて、あらかじめパフォーマンスが最適化されたソリューションとして提供するため、ユーザー側ではDWH構築や運用に関わるコスト、工数を削減することが可能になるとしている。

 あわせて、マイクロソフトコンサルティングサービス (MCS) より、日本HPおよびデルと共同で「SQL Server Fast Track Data Warehouse」の導入検証支援サービスである「Proof of Concept(PoC)サービス」を提供する。このサービスでは、製品の実機を利用し、ユーザーの環境に近い状態での評価や検証を実施、最適な構成をシステム導入前に確認できるという。

 SQL Server Fast Track Data Warehouseの参考価格(税別)は、HP ProLiant DL385 G5pとHP StorageWorks MSA 2300による構成(4T〜8Tバイト)が1130万8300円より。Dell Power Edge 2950 IIIとDELL/EMC CX4-240による構成(4T〜8Tバイト)が2158万8075円より。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]