Novellは4月3日、アプリケーション開発フレームワーク「Mono 1.2」のベータプログラムを開始すると発表した。
新バージョンでは、.NETのクライアント側アプリケーションのLinuxへの移植をさらに容易にするため、Windows.Formsを新たにサポート。また、サポート対象のプラットフォームとハードウェアの追加、仮想マシンのアップグレード、Javaサポートの拡張、パフォーマンス向上、メモリ消費の改善、安定性の向上なども改善されている。
Monoでは、Microsoft .NET開発フレームワークのグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)部分である「Windows.Forms API」をフルにサポート。マイクロソフトベースのクライアントアプリケーションの移行に要する開発者の時間や手間を低減できる。
このベータリリースは、.NET 1.1を完全にサポートし、部分的に2.0にも対応する。開発者は、http://www.mono-project.com/からMonoフレームワークをダウンロードし、ベータ版に対するフィードバックを書き込むことができる。