Borland Software Corporationは1月29日、開発プロジェクトを管理されたビジネスプロセスに変革する顧客中心の新しいアプローチ「Open ALM(オープン・エーエルエム)」を発表。同時に、製品戦略の概要および開発プロジェクト状況をリアルタイムに可視化し、開発ライフサイクル全体でソフトウェア品質の評価基準を提供するOpen ALM対応の新製品「Borland Gauntlet(ガントレット)」の提供を開始した。
Open ALMは、あらゆるプロセス、あらゆるツール、あらゆるプラットフォームで、アプリケーションライフサイクル管理(Application Lifecycle Management:ALM)を実現するためのBorlandの新しい取り組み。ソフトウェア開発プロジェクトにおける計画から定義、設計、開発、テスト、導入までの一連のライフサイクルを、ウォーターフォール、アジャイル、RUP、独自開発プロセスなど、最適な手法を活用した包括的な管理を支援する。
Open ALMを活用することで、開発プロジェクトの主要工程における作業の自動化、状況の把握/追跡ができる能力を提供することが可能。ツールからのデータ収集を自動化することで、開発プロジェクトにおける評価基準と測定手段を提供する。
Borland Gauntletは、継続的にビルドとテスト作業を自動化する新製品。ソフトウェア品質を継続的に追跡、測定、改善することで、開発ライフサイクル全体での品質保証を実現する。また、オープンフレームワーク上に構築されたBorland Gauntletの導入により、他社製品も含めた広範囲のテストツールからの情報を集約し、ソフトウェア品質の評価基準と状況について、ダッシュボードを通じて監視することが可能になる。