Crap4jプロジェクトは、Javaコードの複雑さを計測するEclipseプラグイン「Crap4j」の新バージョン「Crap4j 1.1.3」をリリースした。
Crap4jは、CRAP(Change Risk Analysis and Predictions)というソフトウェアメトリクスのJava実装。CRAPは循環的複雑度(cyclomatic complexity)とコードカバレッジを合わせた指標で、内容の理解やテスト、保守が難しいコードを見つけ出すのに役立つとされている。
Crap4jでは、クラスの各メソッドごとにこのCRAPの値を測定し、結果を表やグラフで表示することが可能になっている。また、同時に循環的複雑度やコードカバレッジも表示できる。
今回リリースされた新しいバージョンでは、いくつかのバグが修正されたほか、新しい機能を追加するためのコードの整理が行われた。
なお、Crap4jの利用にはバージョン3.2.1以上のEclipseが必要となる。