UPDATE Googleは米国時間12月7日、同社「Chrome OS」および「Chrome」ブラウザ向けウェブアプリケーションをダウンロードするための中央型オンラインマーケットプレイスの「Chrome Web Store」を開設した。
Googleの「Android Market」やAppleの「iPhone App Store」に似た同マーケットプレイスは、先週リリースされた「Chrome 8」を対象とし、アプリケーションとともに、ブラウザのカスタマイズに使われるエクステンションとテーマも提供する。
Amazonは、Amazon.comの縮小版である「Windowshop」アプリケーションをChrome Web Storeで提供する予定だと述べた。そのほか、NPRのニュースアプリケーション、「Facebook Photo Zoom」、New York Timesのアプリケーション、数多くのゲームアプリケーションが用意される。購入処理は、「Google Checkout」に統合されている。
Chrome Web Storeは、2010年10月にローンチが期待されていたが、7日にサンフランシスコで開催されたGoogleのイベントでデモが披露された。同マーケットプレイスは、米国のみで利用可能だが、2011年早々には他国にも展開される予定だ。
「Chrome Web Store自体は、どのブラウザを使ってもアクセスすることができる。現在はGoogle Chromeのユーザーのみが、Chrome Web Storeからアプリケーションをインストールすることができる。サイトへのショートカットは、Chromeブラウザの新しいタブページに追加される」とGoogleの広報担当者は声明で述べた。「アプリケーションを記述し、インストールするプロトコルはすべてオープンソースで、他のブラウザへ自由に実装することができる」(Google広報担当者)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。