アドビシステムズは12月19日、日本テレコムが完全フリーアドレス制オフィスへの移行にあたり、全社員のPCに「Adobe Acrobat 7.0 Standard」を導入したことを明らかにした。
日本テレコムの新オフィスは、デジタル&モバイルがコンセプト。全社的にペーパレス化を徹底するために、必要な業務情報を電子化して保存し、紙文書の保存撤廃を目指している。社内で利用するアプリケーションも統一し、高いレベルでの情報の共有化を目指す。現時点で紙の使用量は84%削減され、意思決定のスピードも向上している。
Adobe Acrobat 7.0 Standardは、あらゆるビジネス文書を簡単にAdobe PDFに変換するためのソフトウェアで、パスワードやデジタルIDによるセキュリティ付与も可能。日本テレコムでは、Adobe PDFの信頼性とAdobe Acrobatの機能性を評価し、Adobe Acrobat 7.0 Standardの採用を決めている。