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SAP、ビジネスオブジェクツの買収を発表

SAPはビジネスインテリジェンス(BI)大手のビジネスオブジェクツを買収すると発表した。オラクルに続いてSAPも業界再編を推進しようとしており、企業にとってはソフトウェア購入先の選択肢が少なくなる。

文:Matt Asay(Special to CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル  2007年10月9日 10時32分

 ベンダーを探している企業にとって選択肢はさらに狭まった。Oracleは業界統合をもくろむ第1の勢力だが、どうやらSAPもこの統合のゲームに参入したいようだ。SAPは現地時間9月7日、Business Objectsを68億ドルで買収すると発表した。

 Credit SuisseのJason Maynard氏が書いているように、今回のSAPによる買収は「Oracleの統合戦略の妥当性を検証するものである。SAPは長らくOracleのやり方には欠陥があると主張してきたにもかかわらず、今回の件によってSAPがさらに買収に走ることになるなら興味深い」といえる。

 さらに興味深いことに、今回の件でSAPはMicrosoftと衝突することが避けられなくなる。ひょっとして今回の買収はSAPがSharepointの市場を侵食することを意味するのだろうか。

 このSAPとBusiness Objectsの連合軍にオープンソースの将来はあるのか。ひょっとするとあるかもしれない。しかし、SAPはMySQLやオープンソースに手を出しているその他の企業と提携しているにもかかわらず、従来からオープンソースの強力な提唱者というわけではなかった。SAPは業界再編の促進剤を必要としており、その限りにおいてオープンソースよりもSaaS(つまりByDesign)に重点を置いているように見える。

 しかしいずれにしても、この買収は業界にとって重要な意味を持つ。その意味とは、企業にとってソフトウェア購入先のベンダーが少なくなることだ。大企業の各部署が統合劇による混乱の中でどうすべきか迷っている状態で、今回の件は破たんしかかっているSaaSおよびオープンソース企業にとってはチャンスではないかと思う。しかし、今後の進展を見守る必要がある。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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