アッカ・ネットワークスは7月24日、中小企業向けサービスを手がける子会社アッカ・ソリューションズがウィルコムと協業し、ウィルコムのIP-VPNサービスメニューとして「Direct Access/IP-VPNサービス」を8月1日に提供開始すると発表した。
このIP-VPNサービスは、ウィルコムのPHSデータ通信ネットワークおよびIP-VPN網に、アッカのADSLを組み合わせたもの。高速なADSLと移動性に優れたPHSデータ通信を利用してIP-VPN接続が行えるため、アッカでは「幅広いユーザー形態や利用端末への対応が可能となり、さまざまなビジネスシーンでの活用が期待できる」としている。
また、アッカ・ソリューションズは、これまでADSLおよび光回線のみとしていたアクセス回線メニューに、ウィルコムのPHSデータ通信回線を追加する。「無線が加わることにより、さらに汎用性の高いプラットフォームの提供が実現した。これにより、屋外環境におけるM2Mの実現やモバイル端末の利用など、多様化する市場ニーズに応えるサービスの提供が可能となる」(アッカ)