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ノーテル、ウェブアプリを「超」高速化するアプライアンス--レスポンス時間は最大40倍

ノーテルネットワークスは6月5日、ウェブアプリケーションを「超」高速化する新アプライアンス製品「Nortel Application Accelerator(NAA)」シリーズの販売を開始した。

藤本京子(編集部)  2007年6月5日 16時42分

 ノーテルネットワークスは6月5日、ウェブアプリケーションを高速化する新アプライアンス製品「Nortel Application Accelerator(NAA)」シリーズの販売を開始した。これに伴い、来日したNotel Networks エンタープライズソリューションズ部門 セキュリティ&アプリケーションインテリジェンス プロダクトマネージャー Dale O'Grady氏が製品の特徴について説明した。

O'Grady氏 Notel NetworksのDale O'Grady氏

 O'Grady氏によると、NAAはアプリケーションの処理を「超」高速化するアプライアンスで、最大40倍の高速化が可能だという。実際に、Microsoft SharePointからある文書を配信するためにかかったレスポンス時間を測定すると、NAAなしの場合190秒だったのが、NAAを使えば5.6秒だったという。つまり、「34倍速度が改善したことになる」とO'Grady氏。また、帯域幅も90%減少したといい、「ネットワークコストを削減できる」と話す。

 NAAには、「アダプティブコンプレッション機能」「ブラウザキャッシュオフロード機能」「デルタエンコーディング機能」という3つの主要な機能が備わっている。

 アダプティブコンプレッション機能とは、オブジェクトを圧縮する際に、圧縮の比率やシステムの状態、オブジェクトの圧縮状態などを総合的に判断し、効果が上がるよう適切に圧縮する技術。オブジェクトには、圧縮して高速化が実現するものと、圧縮しても効果が上がらないケースがあるためだ。オブジェクトを適切に圧縮処理することにより、回線を通るデータ量や、クライアントとサーバ間のやり取りが削減できる。

 ブラウザキャッシュオフロード機能は、キャッシュの対象となるコンテンツを選別し、特殊なタグをHTTPトラフィックに埋め込むことでキャッシュ可能なオブジェクトをブラウザに残し、サーバの負担を軽減する。

 デルタエンコーディング機能は、オブジェクトのデルタ(差分)をバイトレベルで比較し、違いを認識することで、ネットワークで搬送されるパケット数を抑制する。変更したオブジェクトのみ更新するため、サーバの負担軽減が実現する。

 ノーテルネットワークス エンタープライズ&チャネルズ営業本部 エンタープライズマーケティング プロダクトマネージャーの宮本健一氏は、NAAのターゲットとする市場について、「データセンターやサービスプロバイダを中心に販売する。また、エンタープライズに対しては、ネットバンキングを提供する金融機関や、Eコマースなどの小売業など、ウェブベースのアプリケーションを事業の中核として利用している企業をターゲットとしたい」と述べた。

http://japan.zdnet.com/news/nw/story/0,2000056190,20350208,00.htm
ノーテル、ウェブアプリを「超」高速化するアプライアンス--レスポンス時間は最大40倍

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