ルートネームサーバのIPアドレス変更:DNS管理者は要注意

大野晋一(編集部)

2007-10-25 13:30

 日本レジストリサービス(JPRS)は25日、ICANNによるルートネームサーバのIPアドレス変更を発表した。L.root-servers.net のIPアドレスが2007年11月1日に変更される。DNSサーバーの管理者は変更に注意されたい。

 L.root-servers.netの新しいIPアドレスは199.7.83.42となる。新しいIPアドレスは11月1日より正式運用となるものの、既に利用可能だ。ICANNでは現在サービスが提供されている198.32.64.12についても今後6カ月以上参照可能としているが、いずれは終了、参照不可能となる。

 11月1日以降、以下のルートヒントファイルで新しいアドレスの情報が入手可能となる。管理者はDNSキャッシュサーバのルートヒントファイルの更新などを行いたい。

  • ftp://rs.internic.net/domain/db.cache
  • ftp://rs.internic.net/domain/named.cache
  • ftp://rs.internic.net/domain/named.root
  • ftp://ftp.internic.net/domain/db.cache
  • ftp://ftp.internic.net/domain/named.cache
  • ftp://ftp.internic.net/domain/named.root

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    AIエージェント時代は“人の使い方”の見直しが急務!ガバナンスの第一歩は「見える化」から

  2. コミュニケーション

    「どの業務をAIに任せていいかわからない」を解決、組織にAIを浸透させる3つのポイント

  3. セキュリティ

    ランサムウェアが企業防衛の常識を変えた!被害防止のために今すぐ実践すべき「3つの対策」とは

  4. セキュリティ

    ランサムウェアの高度化に備える、可視化と予測的防御で実現する新セキュリティ基盤とは

  5. 経営

    ガートナーが解説する3つのアクション--「エブリデイAI」と「ゲーム・チェンジングAI」の選択とは?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]