JPRS、トラフィック乗っ取りなど危険性の高いDNSサーバー設定を削除

WebBCN (BCN) 2005年12月06日 11時40分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本レジストリサービス(JPRS、東田幸樹社長)は、管理権限を第三者が取得する危険性のあるDNSサーバー設定の削除を06年1月から実施すると発表した。DNSサーバーの不適切な管理による危険性を解消するために行うもの。

 今回の措置では、DNSサーバーとして使用していたホスト名がドメイン名の廃止後もDNSサーバーとしてレジストリに登録したままであることが原因で、DNSサーバーが属するドメイン名の管理権限を第三者が取得し、本来のサイトとは異なるサイトに誘導できる危険性を低減させる効果が期待できる。

 同社は、この問題がインターネット全体の健全性確保にとって重要かつ緊急な問題であるとして、6月29日から一般を対象とした注意喚起を、8月4日からは該当する登録者や指定事業者を対象に、当該DNSサーバーの登録削除など適切なDNSサーバー運用の依頼を行ってきた。その結果、危険性のあるドメイン名は減少したが、不適切なDNS設定はドメイン名の廃止などにより新たに発生するため、レジストリとして根本的な解決策が必要と判断。DNSサーバー設定としてすでに機能していないものを削除する。

 なお同社では「JP以外のドメイン名を使用したDNSサーバー設定や、廃止されたドメイン名がすでに第三者に登録されているなど、今回の措置で対応できない危険性も存在するため、DNSサーバー管理者による適切な管理・運用の継続が、インターネット全体の健全性のためには必要となる」と呼びかけている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]