米Novellは米国時間8月9日、同社のLinux OSである「Novell SUSE LINUX」を無償提供するなどしてオープンソースコミュニティ支援を図るプロジェクト「openSUSE」を発表した。活動への参加受け付けは、同プロジェクトによる「SUSE LINUX 10.0」初のベータ版リリースに合わせて始める。
同プロジェクトでは、SUSE LINUXを無償提供するプログラム「Lizard Blizzard」(コード名)を運営するほか、SUSE LINUXディストリビューションのレビュー、検証、開発の各プロセスをオープンソースコミュニティの開発者に対して公開する。
将来的には、プロジェクトのソースコード管理やシステムビルドなどを行う「AutoBuild」システムへのアクセスを、メンバーに対して許可する。これにより、開発者は自分のアプリケーションを、SUSE LINUXベースの他プラットフォーム用にビルドできるようになる。